PREXスタッフのコラム
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おススメ図書のご紹介:会社を元気にする51の「仕組み」

2018年1月に実施した「JICA企業家育成研修」で訪問したアクロクエストテクノロジー株式会社副社長 新免玲子氏の著書です。
帰国研修員の活躍で紹介したカンボジアのワタイさんは、こちらの企業でお話を聞いて、大変刺激を受け、ご自身の企業でも社員との接し方や社内レイアウトなどを実践されていました!


ミャンマーに行ってサカイもタナカになりました!?

ミャンマーでは、多くの人々が顔に白いペイントをしています。
これは「タナカ」と呼ばれるお化粧です。日焼け止めにもなるそうです。
伝統芸能を楽しめる船上レストラン Karaweik Palace( カラウェイ・パレス)でタナカに挑戦!(酒井)

 


帰国後の奮闘を共有

PREX国際交流部の酒井です。5月にミャンマー、カンボジア、マレーシアを訪問しました。1週間ほどの滞在でカウンターパートや帰国研修員35名にお会いしましたが、帰国研修員は全員が「ビジネスが好調だ」と話してくれ、各国の経済成長を肌で感じました。
アセアンの皆さんは、SNSを使われる方がほとんどで、自分のプライベートのこと、会社の事業のこと、いろいろなことをSNSに毎日のようにアップしています。メールではなかなか返事がもらえないこともある中、SNSでは一瞬で返事がもらえることもあります。私は今年の2月にようやくスマホにしたばかりなのですが、日々SNSの威力を実感しています。スマホとSNSのおかげで、帰国研修員の皆さんと、身近に連絡を取り合える、良い関係を築けています。
研修を担当するうえで大切にしていることは、研修員に日本を好きになってもらいたいということです。誰にとっても友達がいる国は、自分にとって大切な国。日本にとって日本ファンを増やすことは、大事なことだと思うからです。研修員の日本滞在中には、できるだけのことをしたいと思っています。例えば、お土産を買いに連れて行ってほしいという希望・・・これまでのリクエストでは、各種化粧品・医薬品はもちろん、福原愛ちゃんモデルの卓球ラケット、バトミントンラケット、ハーモニカ、釣竿、日本人形、中古車、炊飯器を買いたいという研修員もいました。日帰り温泉や富士山に行きたい、日本旅館に泊まりたいという希望もありました。どのエピソードも懐かしく思い出されます。
今は、日本から何かを教えてあげる時代ではありません。日本という場・ケーススタディーを通じて、自分の考えを深めてもらう研修ができればよいと考えています。そして、研修員の皆さんだけでなく、日本の皆さんにも、お役に立つ情報を提供していきたいと考えています。

カンボジアで集まってくれた帰国研修員と。カンボジア経営者企業協会連盟、カンボジア商工会議所のメンバーでお互いの会社訪問をするなど日ごろからコンタクトをとられているそうです。写真の一番手前(右)のヴァンさんは、カンボジアの繊維業界団体のトップの方です。カンボジア初の関経連アセアン経営研修の参加者で、2010年と2014年に参加されました。


おススメ図書のご紹介

「やった。―4年3カ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男」(三起商行㈱出版)
シンポジウムの基調講演者 坂本達氏の著書です。
まだ読んでいない方は、ぜひ手に取ってみてください!続編は「ほった。」です。

 


パーソナルビリーフに光を

JICAパレスチナのサヘル氏とPREX国際交流部 奥村。パレスチナ資源エネルギー庁にて撮影。

研修の狙いは、研修員が何かできるようになるというより、研修員自身が変化することにあると思います。

この研修を担当した奥村です。2016年3月には、当時JICA専門員だった林氏とこの研修のフォローアップ調査でパレスチナを訪問しました。上の写真は、その時、撮影したものです。研修では、林氏が言われている「暗黙知」を創りだす場をいかに提供できるか、そして、研修員に自分の「パーソナルビリーフ:信念」にいかに気づいてもらうかということを考えています。日本での研修期間は長くても5週間です。研修の狙いは、研修員が何かできるようになるというより、研修員自身が変化することにあると思います。なぜなら、研修員は帰国後様々な状況に対応してゆくことになりますが、研修員が変化することで、異なった状況に対し、研修員自ら主体的に考え行動することができると期待するからです。
そして、自らを変えていくのには、気づき、特に「パーソナルビリーフ」への気づきが大切です。これが、行動への大きなモチベーションになります。研修員の中には、「パーソナルビリーフ」が明確ではない研修員もいますが、その人の心情を聞く機会を持ち、その人の興味があることを観察して問いかける中で、どの研修員も「パーソナルビリーフ」を持っていることがわかります。これは、研修を担当していて、とても嬉しいことです。ガーナからの研修員は、「ガーナの女性は、電気がなく、真っ暗な中で家事をしている。電気があれば家事の効率が高まり、女性が外に出ていくことが できる。女性の地位を向上させるために、太陽光発電の普及に尽力したい」と話してくれました。
カメルーンの研修員は、「働いているのは、お金のため」と言っていたのですが、研修が終わって、「日本に来て自分が変わった」といって信念に基づいたアクションプランのレポートを送ってきてくれました。
人は、自分自身が気づいていなくても「パーソナルビリーフ」を持っているのです!