PREXスタッフのコラム
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最新のコラム

【新メンバー紹介】初めまして!小林未希です!

 

4月に入局しました、小林未希です。
大学では農学の食品科学を専攻していました。PREXとは異なる分野ですが、大学時代に海外でのボランティアを初め、多様な経験をするうちに、国際協力、特に人に関わる分野に関わりたいと思うようになりました。
PREXではさまざまな人と関わり、幅広い分野の研修を担当することになります。私自身も学びながら、途上国から来る研修員が深い学びを得て、帰国して実践できるような研修を作っていきたいと考えています。
初めに、「省エネ技術と技術普及のための行政の取り組み」という研修を担当します。
よろしくお願いします。


★★質問コーナー★★
PREXに入局して1カ月経ちましたが、感想は?
-分からないことがあれば丁寧に教えてくださり、質問や相談がとてもしやすい環境だと思っています。

PREXにおける研修業務で楽しみにしていることを教えてください。
ー幅広い分野の研修に関わることができ、いろんな人に関わることができることです。

【新メンバー紹介】はじめまして、服部暢之です!

 

5月からPREXに出向している服部暢之(国際交流部担当部長、出向元企業:パナソニック株式会社)です。
パナソニックでは、ネットワークサービス分野の事業企画、役員秘書、海外広報、シンクタンクへの出向など様々な仕事を経験してきました。この度「途上国の発展を支える人づくり」という大変やりがいのある仕事に携わることができ嬉しく思っています。今後、民間外交の一翼を担っているとの気概を持ちつつ、多様な研修事業の企画・運営を通じて内外の様々な機関/団体/企業等の皆様とのネットワークを拡げる中で自らの付加価値を高めることにより、『PREXにとってなくてはならない人材』となれるよう真摯に取り組んで行きたいと思います。
まずは、7月からはじまる「ベトナム日本センター経営塾訪日研修」を担当します。

★★質問コーナー★★
服部さん、まだPREXに来て1週間ほどですが、PREXの印象やPREXに来て驚いたことを教えてください。

-PREXの第一印象は、
非常にアットホームな雰囲気の職場であること、
それから、職場の半数が女性で皆さんが大変イキイキと活躍されている、
まさに「女性活躍推進」が実践されている職場だと感じています。

PREXに来て驚いたことは、職員が毎週自らの手で事務所をきれいに掃除していることです。
外部業者に委託しているところが多い中、職場を自分たちの手で掃除している光景は
驚きであると共に大変新鮮に感じました。


(インタビューする新入職員の亀田さんと服部さん)



(週1回の事務所清掃の様子です)


【出張レポート】初のパレスチナ出張!

2016年3月12日から19日まで、パレスチナに出張してきました。


トバスの風景 太陽光発電システム前

内容は帰国した研修員のフォローアップと現地調査です。
PREXでは2015年度からパレスチナ国別研修として太陽光発電をテーマとした研修をJICA関西から受託して実施しています。2年目の実施に向けて、JICA調査に同行させていただきました。

ご存知の方も多いと思いますが、パレスチナは西岸地区とガザ地区に分かれています。
今回はガザ地区への越境許可が出発に間に合わず、西岸地区のみの訪問となりました。
西岸地区のラマッラ―は西岸地区の行政の中心です。
ここではワークショップを開催したのですが、太陽光発電の関係者が集まってくださり、帰国研修員が研修の成果や現在の活動などを報告しました。また、政府、電力会社、施工会社の方々がお互いに本音を話す機会にもなったようです。

西岸地区北部のトバスにはクリーム色の大地と緑、青い空のコントラストが非常に美しい中を車で向かいました。3月は雨期の終わりのため、想像していたような砂の大地では無く、緑の綺麗な季節でした。トバスにあったのは、適切に管理された太陽光発電システムと管理体制。途上国では維持管理が適切に行われていない事例は枚挙にいとまがないのですが、トバス地区電力会社はマネジメントがしっかりと行われており、パレスチナでの普及に希望を見出した事例でした。

今回の出張では、パレスチナの太陽光発電の導入状況だけではなく、パレスチナ人の人柄の良さもとても印象に残りました。店に入ると「何探しているの?」と聞いてくれ、いっしょに探してくれました。夜に女性が一人でスーパーの袋を持って歩いている場面も見かけ、治安の良さにも驚きました。今回、JICAパレスチナのガザ事務所から現地スタッフが1名同行してくださったのですが、大変親切でJICAの仕事に誇りを持った方でした。ガザ地区は非常に厳しい状況にあります。その中でも希望を失わず、JICA職員として一生懸命取り組むことで状況を変えていこうとされている姿に感銘を受けました。

パレスチナは日本人が想像しているほど、危険な地域ではなく、普通の人が普通に暮らしている場所です。今までヨーロッパやアフリカにも旅行や出張で訪問しましたが、それらの国と比較しても、海外という緊張感無く過ごすことができました。自然がとても美しく、親切で優しい人たちがいるパレスチナが大好きです。いつかもう一度パレスチナに行きたいと思っています。

ワークショップの様子


太陽光発電システムの発電量について説明しているトバス電力会社のエンジニア


 


リレーコラム(20)カザフスタンの企業が「3Sサミット」に登場

会場は大阪工業大学のOIT ホールです。200 名の方が熱心に報告に聞き入っていました。 発表した3 名です。
左より ヌルシノフ氏、アクジャノフ氏、 テミルベコフ氏。
 11 月7 日、大阪工業大学で開催された「3S サミット」に、カザフスタンの研修員8 名が参加しました。8 名は「カイゼン活動」や「5S・3S 活動」を学ぶ「ビジネス実務研修C」の研修員で、既にカイゼンや5S 活動を実践している2 社からは、自社での取組の報告とカザフスタンの紹介をしました。
「3S サミット」とは、3S に取り組む中小ものづくり企業が共に学ぶ場として、2011 年から毎年大阪で開催されていますが、今回は初めての海外企業の参加となりました。
日本の中小企業6 社による、3S 活動によってどう社員が成長し会社が変わったか、という報告からは学ぶことも多く、研修員全員が興味深く報告に耳を傾けていました。
カザフスタンの3名は、海外特別枠として最後に舞台に上がり、SAIMAN のアクジャノフ社長からカザフスタンの紹介を、またMARDEN 社のテミルベコフ氏、SAIMAN のヌルシノフ部長からは、両社でのカイゼン、ムダ取りなどの活動の成果を写真や動画も交えて報告しました。ロシア語に通訳を介しての発表となりましたが、日本の皆さんも身を乗り出して聞き入っていました。
研修では主に、日本での成功事例や先進的な取り組みを学ぶのですが、それだけではなく、日本の皆さんと研修参加者との間で経験を共有しあうことによって相互に切磋琢磨することができるのだ、と研修の更なる可能性を実感した1 日でした。来年もカザフスタンの企業のがんばりを、また、日本の中小企業の底力を感じたいと思っています!



リレーコラム(19)新入職員、初めての中央アジア出張


キルギスでの昼食。ベロフ先生と高口。

 中央アジアというと、~スタンと国名の一部が同じこともあって、似たような国の集まりだと思っていました。しかし実際に訪問してみて、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタンはそれぞれに個性があることが分かったので、ご紹介します。
カザフスタンの古都アルマトィはヨーロッパのような町並みで、木も高く、建物もおしゃれな都会でした。高速道路のような大きな道の中央分離帯には液晶パネルを使った広告がいくつもあり、近代的な都市という印象を受けました。
キルギスでは空港についた瞬間にタクシーの客引きが大勢わっと来て、圧倒されてしまいました。首都ビシュケクはこじんまりとしていて、移動にもそれほど時間はかかりません。キルギス人の人々は素朴な雰囲気で親近感が湧きます。キルギスで一番大きな市場である「オシュバザール」はとても熱気があり、空港の客引きの印象も相まってキルギスは元気な国だと感じました。
最後にウズベキスタンですが、1959 年に書かれた加藤周一氏の『ウズベック・クロアチア・ケララ紀行』という本の中に「中央アジアの真中にこの都会をみたら、誰でも突然降って湧いた『近代』におどろき、そのおどろきからさめるには、手間がかかるだろう」と書かれています。56 年も前の本ですが、今回の訪問ではまったく同じ感想を持ちました。道路は整備されていて、広場は芝生の手入れが行き届いており、その美しさに驚きました。イスラムの文化が根強く残っているところも魅力的です。
上記のように、3 カ国はそれぞれ個性のある国々でしたが、古い建物に旧ソ連のシンボルである鎌と槌のマークやソ連時代の指導者の銅像が未だに残っているところには、3 カ国の共通の歴史を感じる一面もありました。次回は是非、青の都サマルカンドへ立ち寄りたいです。