マレーシア同窓会会長:ステファン・レオン氏
ステファン・レオン
テニク・アブドゥル・ラーマン大学 国際問題センター センター長
マレーシア戦略国際問題研究所 客員研究員

日本に対する初期のイメージは、第二次世界大戦から来ており、かなり悲観的でした。しかし、アメリカで研究をする前に、初めて立ち寄った日本で、日本人が親切でホスピタリティあふれていることに驚きました。それが今日まで続いている、私の日本と日本社会との関わりのスタートでした。

私がPREXと初めて出会ったのは、1992年に実施したアセアン諸国対象の人材育成プログラムに参加した時でした。その3年後、1995年のAPECサミット議長国への期待を込めて実施されたAPECセミナーにも参加しました。翌2000年には、アフリカ対象の研修で、マレーシアの「ルックイースト政策」のアイディアを紹介するということで招聘されました。海外出張のたびに、PREX事業に参加した同窓生に出会ったりします。

20年を経て、PREXは途上国支援に成功したと言えるでしょう。支援分野である人材育成は、世界の多くの途上国に行きわたっています。人材育成が国の発展には重要なカギであることから、PREXは途上国の「実現する団体」「能力開発団体」であります。私をはじめとする多くの方がPREXの経験から得ることができ、PREXの貢献に誇りを持っています。

PREXが大阪にあるおかげで、私は、「東京」を超えて日本や日本社会を知る非常に良い機会となりました。関西、その多様な魅力ある地域について知ることができました。関西地域の経済発展以外に、多様で歴史的文化的に豊かな「歴史街道」があります。

20年間の途上国における人材育成への多大な貢献への評価から、マレーシア同窓会だけでなく、世界中が、PREXに継続して事業を行ってもらいたいと思っています。そのことを通して、PREX、大阪また日本が、途上国の目的である先進国入りのための「実現する団体」「能力開発団体」として記憶に残ることでしょう。PREX、大阪また日本のおかげで、私たちマレーシアは10年間(2020年)で、達成することを目標としています。

最後になりますが、日本とマレーシア関係を進めていくために力を注いできた、このマレーシア同窓生が、2009年4月29日に天皇陛下から旭日小綬章を授与したことを伝えておきます。